【ソフトウェア】


NTTがWWWブラウザーの挙動を制御できる
ActiveXコントロールとスクリプトを開発

■URL
http://voyager.sl.cae.ntt.co.jp/
http://www.nttinfo.ntt.co.jp/dlij/NR_J/9704/970423b.html (プレスリリース)

 NTT(日本電信電話株式会社)は、WWWブラウザーの挙動を制御するActiveXコントロールを開発したと発表した。Windows 95/NT 4.0版のInternet Explorer 3.0以上で動作する。名称はまだ決まっていない。

 このActiveXコントロールは、あらかじめ専用のスクリプトを記述しておくことで、WWWページを順番に従って表示させることができるという。サーバー側にスクリプトを置いておけば、Progressive Networks社のRealPlayerにあるシンクロナイズドマルチメディア機能のような効果が得られ、チャンネル型のコンテンツ提供が可能だ。

 同社では、サンプルを再生するだけの単機能版を今週中にリリースし、フル機能版をスクリプトの仕様とあわせて来月末までに公開する予定だ。なお同社では、Netscape NavigatorなどのWWWブラウザーや、Macintoshなど複数のOSへの対応も考えているという。

('97/4/23)

[Reported by yuno@impress.co.jp]


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