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郵政省の外郭団体である通信・放送機構は、インターネットの高信頼化に関する研究開発を行なうため、4月24日に「麻布台リサーチセンター」を開設したと発表した。
この研究開発は、インターネットの高信頼性を確立することが目的。具体的には、ネットワークの切断や混雑時に適切な経路を選択するための「迂回ルーティング技術」や伝送容量及び品質を一定に保つ「帯域保証技術」、ネットワーク相互間通信のセキュリティを確保する「アクセス制御技術」に関する研究開発を行なう。
国が研究費用を出資し、99年3月まで慶應義塾大学理工学部教授ら4人で研究が行なわれる予定だ。
('97/4/24)
[Reported by junko@impress.co.jp]