【ソフトウェア】


バナー広告をブロックし、GIFアニメーションを停止させる「WebFree」

■URL
ftp://ftp.riken.go.jp/pub/mac/info-mac/comm/inet/web/web-free-10.hqx
ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/info-mac/comm/inet/web/web-free-10.hqx

使用前
使用前
使用後
使用後
 最近はインターネットも商用化が進み、いたるところでバナー広告を目にするようになってきた。有益な情報を手軽に入手できるメリットはあるが、データ量が増加し、快適なネットサーフィンが妨げられることもしばしばある。

 そんなバナー広告を自動的に排除するのが、「WebFree」というMacintosh用のシェアウェア。advやadsなど、バナー広告が存在すると思われるディレクトリ名をあらかじめ指定しておくことで、その階層以下のデータをブロックするという仕組みだ。さらに、GIFアニメーションを止めたり、<BLINK>タグを無視するようにしたり、様々なレベルに調整することができる。

 編集部で実際に試してみたところ、TCP/IPのコネクションレベルでデータをブロックしているのか、通常よりもかなり表示がはやくなった。これまでにどれだけの画像データをブロックしたかなどが、アクセスカウンターのようなスタイルで表示されるのも面白い。

 ただし、多くのユーザーがこうしたソフトを利用するようになると、広告収入で成り立っている多くの情報サイトが、無料で情報を提供できなくなるというのも事実。また、場合によっては重要な情報まで自動的に排除されている可能性もあるので、利用するには注意が必要だ。


('97/5/9)

[Reported by yuno@impress.co.jp / nao-f@st.rim.or.jp]


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