【新サービス】


ホームページ上で回答すると結果を即座に表示。第一弾は「Z会」で提供

NTT-LSがインターネットを利用した教育サービス開始

■URL
http://Ein.nttls.co.jp/zkai/

 NTTラーニングシステム株式会社は、インターネットを使って問題演習ができる電子教育システムの提供を開始する。

 同システムは、ホームページ上で出題された問題に答えると、即座に結果が表示されると同時に結果の記録を累積していくというというもの。全国規模で開催される模擬試験などに利用すれば、結果のほか順位や偏差値なども表示できる。また、IDを登録することによって、成績の推移や間違った問題についての分析などがサーバー上に記録され、ホームページ上で個人の学力の確認や弱点を見直すことができる。NTT-LSでは、このシステムを受験産業だけでなく、各種資格試験の演習や研修期間のフォローアップ演習などへも展開していきたいとのことだ。

 なお、このシステムを使ったサービスの第一弾として、増進会出版社(以下Z会)が同社発行の大学受験者向け参考書「速読英単語1 必修編」と連動した形で提供する。6月から「速読英単語1 必修編」に掲載されている単語をもとに、20単語の演習問題を毎月定期的に出題していく予定だ。ページは一般にも開放され、「速読英単語」を持っていなくても純粋な単語問題として利用することができる。5月中は「速単テストお試し版」が提供され、出題数は少ないが試用が可能。結果のページでは「もうすこし、がんばりましょう」といった寸評が表示され、「解答・解説」では単語の意味や使用例のほか音声ファイルが収められており、発音を耳で確かめられるようになっている。

('97/5/26)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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