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NTTデータがRSVPを使った通信品質管理システムを展示

 

 NTTデータブース(ブース番号7K04)の一角で、RSVP(Resource reSerVation Protocol)を使った通信品質管理システム(参考出展)のデモが行なわれている。

 RSVPとは、インターネット上で通信品質を制御するためのプロトコル。現在のネットワークでは多くの通信パスが帯域を分け合って使用するため、混雑した回線では十分な速度を得られないことがあるが、RSVPでは事前にトラフィック種別を指定することにより帯域を確保できるため、確実に映像やECなどのトラザクション通信ができる。使用するためにはRSVP対応のルータやRSVP対応の端末、またはRSVPに対応していないマシンで使用するための専用サーバーが必要になる。

 ブースでは、TV会議システムを使ってRSVPを使用した場合と使用していない場合の端末を並べて展示。RSVPを使用していない場合はコマ送り状態なのに対し、使用している場合は通常のビデオを見ているぐらいにかなりスムーズだ。

('97/6/4)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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