【業界動向】
米国、カナダに本社を置くインターネットおよび通信機器関連会社4社が、'97年6月に共同で日本市場に進出すると発表した。
進出を発表したのは、米ACC社、カナダCastleton Network Systems社、カナダTimeStep社、カナダVienna Systems社の4社。いずれも、米Newbridge Networks社が資本参加している会社で、これまでも技術提携や生産工場の共有などを行なってきた。
インターネットのサービス機器やアクセスサーバーのACC社、音声パケット伝送のCastleton Network Systems社、セキュリティのTimeStep社、インターネット電話のVienna Systems社と、4社はそれぞれ得意分野の技術を持っている。それらの技術は相互補完しており、4社の技術を組み合わせることで総合的なネットワークソリューションを提供できるとしている。
4社はいずれも設立後間もない会社だが、たとえばVienna Systems社のインターネット電話システムは、日本のプロバイダー株式会社リムネットがインターネット電話事業のシステムに採用するなど、技術には定評がある。
◎問い合わせ先('97/6/4)
[Reported by okiyama@imprss.co.jp]