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東芝、モバイル環境から社内ネットワークに接続する「モバイルコンピュータゲートウェイ」を参考出展

 東芝のブース(ブース番号4M13)では、携帯情報端末などのモバイル環境からPHSデータ通信PIAFSを経由して社内ネットワークに接続できる「モバイルコンピュータゲートウェイ」が参考出展され、デモが行なわれている。モバイルコンピュータゲートウェイは、サーバ用のソフトウェアで、これを経由して社内のNotesサーバやExchangeサーバにアクセスして、出先から社内データを呼び出したり、電子メールの読み書きができるようになるため、特に営業の利用を期待しているという。

 モバイルコンピュータゲートウェイには、携帯情報端末内のデータをネットワーク接続時のアクセス認証がされている場合にのみ呼び出せるローカルファイルセキュリティ機能、通信回線が切断された場合データの続きから送信を再開する自動再送機能、携帯情報端末の機能や画面サイズに合わせて送信データを調整する表示機能、緊急の電子メール等が届いた場合にポケベルやPHSに文字メールとして通知するメッセージ着信通知機能などがある。


 ブースでは、東芝の小型パソコンLibrettoや携帯情報端末GENIOからアクセスするデモが行なわれている。GENIOからExchangeにアクセスするデモでは、表示先がGENIOであることを自動認識し、その小さな画面に合わせて操作しやすい独自メニュー方式が現れるというデモが行なわれている。


('97/6/5)

[Reported by Hiroyuki Et-OH]


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