【製品情報】


東芝は独自の「セルスイッチルータ」のデモ

■URL
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1997_01/pr_j2801.htm

 東芝のブースでは「セルスイッチルータCSR5300」を中心としたデモを行なった。「セルスイッチルータ」技術は東芝が開発した高速ネットワーク技術で、データのパケット転送を行なう際、同一の宛先のパケットが連続する場合などに、最初のパケットのみソフト処理で宛先を確認し、 残りのパケットはハードウェアによる処理に切り換える「カットスルーパケット転送モード」を採用。従来のルータで行っていたように全てのパケットごとの宛先をソフト処理で確認するよりも約10倍の高速処理が可能とのこと。ATN155Mbpsポートを標準11個、最大14個装備している。6月下旬出荷予定で9,100,000円。

 また9月発売予定の「エッジルータCSR3300」も発表。パソコンやワークステーションなどLAN環境下の端末を「CSR5300」との組み合わせでセルスイッチルータ使用のネットワークに接続可能になる。予価2,650,000円。

 東芝ブースのスクリーンには村井純慶大教授も登場。インターネットの現状を鉄道の混雑にたとえてわかりやすく解説していた。

('97/6/6)

[Reported by yamagu-k@impress.co.jp]


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