【JAVA】
■URL
http://developer.netscape.com/software/jsdebug.html
米Netscape Communications社は、正式版Netscape Communicator用のJavaScriptデバッグツール「Netscape JavaScript Debugger Preview Release 1」をリリースした。上記のURLからダウンロードできる。Visual JavaScript PR1をインストール済みの人は、このツールをインストールする前にVisual JavaScriptをアンインストールしておかなければならない。
ファイルはJDK1.1からサポートされた「JAR」形式で提供される。これを正式版Communicatorを起動したのち、Communicatorのウインドウにドラッグ&ドロップすることによってインストールでき、その際に作成された「jsdebugger.html」を読み込むことによって起動する。
画面はSource View、Call Stack、Consoleの3画面構成で、ソースの行番号表示、ブレークポイントの設定、行単位でのプログラムの動作確認などが可能だ。
編集部で試したところ、Javaで書かれているためか動作がとても遅い。また、上位レベルのスクリプトや関数定義部分は色分けで表示されるのだが、現バージョンでは正確な位置に表示されないことがあり、手動で調整が必要などバグも多く、現段階では実用的ではない。今後の改良を期待したいところだ。
('97/6/11)
[Reported by kono@impress.co.jp]