【ニュース/開発環境】


米Netscape社がNetscape ONEのコンポーネントモデルとしてJavaBeansを採用
JavaBeansとCORBAの融合でも合意

■URL
http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease421.html
http://developer.netscape.com/library/one/index.html(Netscape ONE)
http://splash.javasoft.com/beans/index.html(JavaBeans)

 米Netscape Communications社は6月10日、同社が提唱するネットワークアプリケーション開発環境「Netscape ONE(Open Network Environment)」のコンポーネントモデルとして、米Sun Microsystems社の「JavaBeans」を採用すると発表した。

 Netscape社では、JavaBeansをコンポーネントモデルに採用することにより、強力な「クロスウェア」アプリケーションをすばやく開発できるようになるとしている。クロスウェアとは、最近のNetscape社のキーワードになっている言葉で、あらゆるOSおよびネットワーク上で動作するアプリケーションのことだ。同社のサーバー製品SuiteSpotやクライアント製品Communicatorの次期バージョンも、JavaBeansに完全対応させると表明した。

 また同日、米IBM社、米Oracle社および米Sun Microsystems社と共同で、JavaBeansとOMGの分散オブジェクト技術「CORBA(Common Object Request Broker Architecture)」とを融合させていくことで合意している。

('97/6/11)

[Reported by nagase@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


INTERNET Watchホームページ


ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp