【アンケート】


日経リサーチが「ホームページに関するアンケート調査」の結果を報告

■URL
http://www.nikkei-r.co.jp/

 株式会社日経リサーチは「ホームページに関するアンケート調査」の結果を報告した。このアンケートは今年5月に同社のWWW上でモニターを募集。約700人に対し多肢選択方式(複数回答可)により行なわれた。

 アンケートでは「どのような目的でホームページを利用するか」に対して、仕事や研究目的では「製品やサービスの情報収集(68.8%)」、娯楽目的では「懸賞・プレゼント(81.3%)」がそれぞれ1位を占めた。本誌でも取り上げることの多いオンラインショッピングに関しては「ショッピング(娯楽目的の中で26.8%)」「ソフトウェアの購入(仕事・研究目的の中で15.7%)」に留まった。

 また「目的のページをどのように見つけるか」に対しては「サーチエンジン(91.2%)」が圧倒的に多く、リンク集のページなどが続く中、4位には「電子メール新聞(38.5%)」も挙げられている。電子メール新聞という新しいメディアが浸透しつつあるのが分かる。

 「何度もアクセスしたくなる条件は」に対しては「情報が定期的に更新されている(78.8%)」「情報が役に立つ(70.6%)」を挙げている。「企業のホームページに期待することは」に対しては「製品やサービスの情報収集(83.3%)」「プレゼント(60.9%)」などの情報提供サービスなどが挙げられているが、「商品やサービスの苦情受付(42.4%)」「各種サービスの予約(29.6%)」という意見もあり、今後の企業のホームページの役割は実用的サービスの提供が求められそうだ。

 なお、日経リサーチでは近日中にアンケートの結果をWWW上で公開するとのこと。

('97/6/19)

[Reported by kikuchi@impress.co.jp]


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