【ソフトウェア/ゲーム】
最近はネットワーク対戦ができるゲームがなにかと増えてきた。そんな中で麻雀好きな人におすすめなのが「東風荘」、インターネットを利用して人間相手の4人打ち麻雀ができるフリーの麻雀ソフトだ。
ソフトを起動したら、まずインターネット上に設置された特定のサーバに接続する。そこでチャットをしながら対戦したい卓に予約を入れ、4人そろったところでゲームが始まる。この手のソフトは対戦相手を探すのが大変なのだが、常に50人から150人程度の人が接続しており、対戦相手はすぐ見つかる。まさに大きな雀荘の様だ。その名の通り東場のみの一風変わった試合だが、フリテンもチョンボも起りうるし、なにしろ人相手の対戦のため、なかなか熱の入ったゲームが楽しめる。試合参加者とのチャットも可能なので、戦略的な駆け引きだってできる。
この東風荘の特徴は、サーバがバーナー広告の収入で運営される方針であること。広告対応バージョンはつい先日リリースされたのだが、広告が対戦中ずっと表示されていると待ち時間についついクリックしてしまいたくなる。Web上の広告と比べると表示回数は限られてしまうだろうが、表示時間がながい分クリック率はかなり期待できるのではないかと感じられた。
東風荘のクライアントソフトはWindows版、Macintosh版ともに用意されて、上記ホームページからダウンロードできる。月ごとにランキング集計をしてくれる「ランキング卓」も用意されているので、自分の実力がどの程度なのかを知ることもできる。腕に自信のある人はぜひとも挑戦してみよう。
('97/6/19)
[Reported by dome@impress.co.jp]