【業界動向/ソフトウェア】

Microsoft自身はFrontPageやVisual InterDevで対応

Microsoft社の提唱するDynamic HTML/CDF用のツールをサードパーティが発表

■URL
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1997/Jun97/cdfsuppr.htm

　米Microsoft社は6月24日、同社の提唱する「Dynamic HTML」や「CDF」を記述するためのツールがサードパーティより提供されると発表した。

　Dynamic HTMLとCDFは、Internet Explorer 4.0に組み込まれた新技術。Dynamic HTMLはインタラクティブなページを定義するHTMLの拡張で、CDFはプッシュ型コンテンツのチャンネルを定義するファイルフォーマット。どちらも現状ではテキストエディタで一から記述しなくてはならない。

　今回挙げられたDynamic HTML対応オーサリングツールは次のとおり。

• SoftQuad社（http://www.softquad.com/）
  　HoTMetal Pro 4.0の最終版を7月初めにWWW上でリリース予定。
• Bluestone社（http://www.bluestone.com/）
  　Sapphire/Web 4.0のβ版を公開中。
• ExperTelligence社（http://www.expertelligence.com/）
  　WebberActive 1.1のβ版を公開中。
• Pictorius社（http://www.pictorius.com/）
  　iNet Developer 2.0を6月末にWWW上でリリース予定。

　また、CDF対応ツールは次のとおり。

• Allaire社（http://www.allaire.com/）
  　Cold Fusion 3.0の最終版を6月末にWWW上でリリース予定。Home Siteの次バージョンでもCDF対応を予定。
• Pictorius社（http://www.pictorius.com/）
  　iNet Developer 2.0を6月末にWWW上でリリース予定。

　同時に、Microsoft社自身も、同社のWWWオーサリングツールであるFrontPageやVisual InterDevの次のバージョン（今年中のリリースを予定）でもDynamic HTMLやCDFに対応する予定であることを明らかにした。

('97/6/25)

[Reported by masaka@impress.co.jp]

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