【業界動向】
■URL
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1997/Jun97/jecmapr.htm
Microsoft社は6月30日、ヨーロッパの情報処理に関する標準化機関ECMAがJavaScriptベースのスクリプト言語「ECMAScript(ECMA-262)」を標準とするとのアナウンス(本誌97年7月1日号参照)を受けて、同社の同種のスクリプト言語「JScript」をバージョン3.0からこれに対応させると発表した。
JScriptは、元々Netscape Communications社のJavaScript互換として開発されたものだが、Netscape側の仕様変更などにより、現状では100%互換性があるとは言えない。同社では、JScript 3.0を「Internet Explorer 4.0」、「Internet Information Server 4.0」、「Script Debugger」などに搭載していく予定だという。
('97/7/1)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]