【WWW/電子商取引】

ロータスのノーツドミノサーバーで構築

タワーレコードがホームページを開設
7月20日よりCDの通信販売も開始

■URL
http://www.towerrecords.co.jp/

　タワーレコード株式会社は、株式会社デジタルガレージと業務提携し、オフィシャルホームページ「@TOWER.JP」を7月1日にプレオープンした。正式オープンは7月20日で、WWW上でCDのオンライン販売も開始される。ホームページのメンテナンスはデジタルガレージと共同で行なっていく。

　@TOWER.JPは、ロータス株式会社のサーバーソフト「ノーツ ドミノサーバーR4.5」を使って構築されたもので、最大の特徴は日本語版の開発意向表明がされたばかりの電子商取引用モジュール「Domino.Merchant」のプロトタイプ版を使って、オンライン販売も可能にした点。セキュリティに関しては、SSLとベリサイン社の個人電子認証システムを使っている。7月20日以降、約15万タイトルのCDデータベースの中からの検索・注文、クレジットカード（VISA/MASTER/AMEX/JCB）決済と、オンラインですべての通販に関する手続きが完了できるようになる。注文したCDの郵送料は全国一律530円。売り上げ目標は初年度5000万円で、2001年度には5億円を目指す。

　CDデータベースにはバイヤーによるコメントが付いているほか、RealAudioで試聴できるものもあり、実際の店舗で購入するのと同じ感覚でオンラインショッピングできるようにしたという。オンライン販売以外のコンテンツとしては、渋谷店や米国・イギリス・台湾などのヒットチャートを毎週更新する「charts」、洋楽・邦楽CDの新譜情報を掲載する「new release」、同社発行のフリーペーパーbounceのCDレビューを掲載する「bounce reviews」、音楽ファンの交流の場として提供される会議室「tea room」、タワーレコード各店で行なわれるミニライブなどのイベント情報を掲載する「In Store Live」などがある。

　今後の予定として、電子メールによる情報提供サービスや、米国本社のホームページ@TOWERとの連携などを行なっていきたいとしている。

('97/7/1)

[Reported by nagase@impress.co.jp]

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