【新サービス】


個人専用辞書も作成できる

東芝がインターネットを使った翻訳サービスを開始

■URL
http://mtave.softpark.jplaza.com/MTave/

 株式会社東芝は、WWW上で英語の文書を日本語に翻訳するサービス「MT Ave」を開始した。

 このサービスは、WWW上のフォームに電子メールアドレスとともに翻訳したい文書を入力すると、単語数23万語の基本辞書とインターネット、科学、政治経済など6種類ある専門用語辞書(単語数1万~5万語)のいずれか1つを使って翻訳してくれるというもの。翻訳した文書は、数分で電子メールで送られてくる。

 今回のサービスでおもしろいのは、個人専用辞書が作れるところだ。もし、システムの翻訳辞書に入っていない用語や予め登録されている辞書と違う訳語を指定したい場合は、翻訳のときにWWW上のフォームから訳語を入力する。すると、その時はもちろん次からも指定したとおりに翻訳をしてくれる。こうしてできた個人専用辞書はいつでも取り出せるようになっており、WWW上のフォームから電子メールアドレスなどを入力すれば、すぐに電子メールで辞書が返送されてくる。なお、この辞書は、同社が発売している機械翻訳ソフト「ASTRANSACシリーズ」でも利用できるとのこと。

 これらのサービスは、体験期間として9月末までは無料だが、10月をめどに有料化する。はっきりとした料金や決済方法は未定だが、英文字1字ごとの料金体系で検討しているとのこと。翻訳に悩んでいる人は試してみるといいだろう。

('97/7/8)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp