【業界動向/広告】


デジタルガレージがユーザードメイン別広告表示システムを発表

■URL
http://www.infoseek.co.jp/

 日本語検索エンジンサービス「infoseek Japan」を運営する株式会社デジタルガレージは、ユーザードメイン別に特定のバナー広告を表示するシステム「infoseek Network」を発表した。ただし、同システムを利用した広告サービスは「infoseek Japan」上ではなく、他のコンテンツサイト上で開始される。開始は7月29日から。

 サービスは「co.jp」「or.jp」「ac.jp」の3種類のユーザードメインをサーバー側で分け、それぞれの特性に合わせた広告を提供するというもの。たとえば、プロバイダー経由で自宅からのアクセスが多いと思われる「or.jp」のユーザーには、小型のプリンターやモデムなどの広告、学生中心と考えられる「ac.jp」のユーザーには就職情報誌の広告などを表示させる。これにより、広告主はよりターゲットを絞り込んだ広告活動ができるという。なお、広告料金はinfoseek Japanと同様の料金体系になる予定。

 現在、広告を掲載するコンテンツサイトとして、プロバイダー「So-net」が提供する情報サービスコーナー「ソネットスクエア」の中の数コーナーが決定しているが、具体的な名前は明らかにされていない。

 今後、「go.jp」「ne.jp」などのドメインにも対応させるほか、OS別やWWWブラウザー別に広告を表示させるシステムも開発中とのことだ。

('97/7/8)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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