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郵政省は7月8日、これまで禁止されていた音声系の国際「公-専-公」接続を、インターネット国際電話のようなインターネットを利用したものに限り8月から解禁することを発表した。これにより、プロバイダー等の第二種電気通信事業者がインターネット国際電話サービスに参入することが可能になり、国際電話料金の価格競争が予想される。また、12月をめどにすべての音声系国際「公-専-公」接続を解禁にすることも発表している。
ただし、KDDなど国際専用線を提供する企業の専用線利用に関する契約で、音声系国際「公-専-公」接続の利用について制限している場合があり、実際にプロバイダー等がインターネット国際電話市場に参入するのは、8月よりも後になると予想される。
郵政省ではこの自由化方針に関して7月23日まで意見を募集している。
('97/7/8)
[Reported by kono@impress.co.jp]