【WWW/ソフトウェア/サービス】


ネットスケープがCommunicator4.01日本語版を7月19日より販売開始
InBox-DirectとNetcasterサービスの日本語コンテンツプロバイダー4社も発表

■URL
http://home.netscape.com/ja/comprod/products/communicator/launch.html

Communicator日本語版

 日本ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社は、WWWブラウザー「Netscape Communicator 4.01」の日本語版(Windows 95/NT版)を7月19日より販売を開始すると発表した。また、HTMLメール配信サービス「InBox-Direct」およびプッシュ型コンテンツ受信アプリケーション「Netcaster」向けに日本語コンテンツを提供する4社を発表した。

●Communicator 4.01日本語版
 Communicator日本語版は、WWWブラウザーだけでなく、電子メールリーダーやネットニュースリーダー、電子会議システム、HTMLオーサリングツールなどのコンポーネントをひとまとめにした製品。英語版の米国出荷から2週間後に、日本版の出荷を実現できたことになる。価格はオープンプライスで、指定代理店を通じて販売される。Macintosh版やUNIX版などの他プラットフォーム向け製品は、第3四半期中にリリースの予定だ。約1カ月後には、同社サイトに日本語版も登録され、90日使用可能な試供版としてダウンロードできるようになるという。なお、Communicator日本語版にはNetcasterは含まれておらず、Netcasterの日本語版は第3四半期中に提供される予定(現在英語版βが同社サイトからダウンロード可能)となっている。

●InBox-DirectとNetcasterの日本語コンテンツプロバイダー決定
 InBox-Direct向けにサービスを提供するのは、株式会社インプレス毎日新聞社の2社。インプレスは、同社が発行する電子メール誌のうち、無料の「FREE Watch」と「MUSIC Watch」をHTML化して配信する。有料の「INTERNET Watch」と「PC Watch」はその後に対応していく予定。毎日新聞社は、現在すでに提供している「JamJam Daily Mail」HTML版をInBox-Direct向けにも提供する。それぞれ、第3四半期中にはサービスを開始する予定としている。

 Netcaster向けのサービスを提供するのは、朝日新聞社東芝情報システム株式会社の2社。朝日新聞社は、ニュースや天気予報などの内容を配信する予定。東芝情報システムのサービス内容は今のところ未定だが、「楽しい内容のもの、たとえばゲームの配信なども考えたい」としている。それぞれ、8月中にはサービスを開始する予定。

('97/7/16)

[Reported by nagase@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ


ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp