【業界動向】
24日、米America Online(AOL)社は、同社が運営する通信サービス「AOL」会員の電話番号を提携先企業に販売する計画を撤回すると発表した。
当初の計画は、AOLが限定した提携先企業に、AOL会員がサインアップの際に登録した電話番号を販売するというものだった。同社が会員向けの規約を改定し「第三者に電話番号を販売することもある」との一文を盛り込んだところ、電話を利用した商品・サービス販売者に販売されるのでは、との恐れを抱いた会員からの苦情が殺到していた。
なお、AOLジャパン株式会社によると、日本国内のAOL会員については国内独自の規約に基づいて契約しているので、もし米AOLでの計画が遂行されたとしても日本の会員に適用することはなかった、とのことだ。
('97/7/25)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]