【イチオシ】


第46回レポーター: ROKO氏

「JavaC」で夏休みにひと工夫
ホームページをJavaScriptで動かしてみよう

■URL
http://www2f.meshnet.or.jp/~takan/javac/index.html

 インターネットが普及してくれたおかげで、従来とは全く異なる人付き合いができるようになった。E-mailを使えば、お互いの都合のいい時間に連絡し合うという事が可能で、これが極めて便利に思える。また、今すぐ情報が欲しいという時にも、メーリングリストなどに書き込んだりすれば、必ずと言っていいくらいネットの向こうの誰かからリアクションがあったりする。

 何と言っても面白いのは、自分のホームページを訪問してくれた人とのお付き合いだ。自分の趣味をページに反映させておけば、何かしら趣味の近い人との情報交換が始まり、色々と教えられることも多くなる。しかし、ページ内容の更新が疎かになり、何だか気が引ける…、という人も多いのではないだろうか。

 やはりページ全体の印象が大きく変わったと感じるのは、トップページのデザインの変更。季節や月が変わるたびに画像や背景を差し変えたり、何かの記念日には特別なメッセージが表示されたりすると効果てき面だ。見てもらうからには、季節を反映した楽しいページに仕上げたい。

 そこで登場するのがJavaScript。「この日にはこんなメッセージを届けたい」というアイデアが実現できる。そんなテクニックをホームページに盛り込むのに便利なのが「JavaC」なるページ。JavaScriptというと、何だか難しそうで、勉強するのも面倒だという人にオススメだ。

 ここにあるサンプル集を眺めて、「これ、いいな」と思ったものをHTMLの中に組み込めむだけで簡単に利用できる。使いたい効果が実際に動いているページのソースコードをコピー&ペーストするだけ。夏休みの間に少しホームページに手を入れてみるだけでも、随分と感じが変わるはずだ。

 例えば、画像を日時によって差し替えたり、趣味の情報を簡単なクイズ形式にしたり、ほんの数分で見違えるほど楽しいページに変身させることが可能だ。さらに、クイズの場合、週ごとや月ごとに少しずつ設問を変更したりして内容をリフレッシュしていけば、見ている方もまた訪れてみたくなるというもの。

 ただし、アクセスする人がJavaScriptに対応していないWWWブラウザーを使っている場合は当然動かないので注意が必要だ。また、Netscape CommunicatorとInternet Explorerでは仕様が違っていて、場合によってはエラーが出たりするので、実際に組み込む前に色んな環境でテストしてみることをお勧めする。

('97/7/29)

[Reported by ROKO]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp