【業界動向/モール】
ラオックス、上新電機など大手家電量販店10社は、ECシステムの事業化を検討していく推進協議会を発足した。参加企業はほかにサトームセン、カメラのきむら、和光電気など。
協議会ではこのECシステムについて、参加企業が共同でショッピングモールを構築し、オンライン決済やEDIシステムを取り入れ、商品の購入から決済、配送までを管理するものとしている。モールでは新製品や売れ筋ランキングなど掲載しWebzine化するほか、顧客や製品情報などをデータベース化し共有するなどを検討している。同協議会ではこれらにより、集客効果が高められるほか、運営コストが抑えられるとしている。
当面は11月をメドにショッピングモール「サイバー電気街(仮称)」を立ち上げ、参加企業のホームページとリンクさせる予定だが、今後は金融機関や運送会社など提携し、ECシステムの事業化に向けた検討を行なっていくとしている。
('97/8/11)
[Reported by kikuchi@impress.co.jp]