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FLMASK事件が初公判。被告側は認否を留保

 画像にモザイクをかけたりそれを外したりするソフト「FLMASK」がインターネット上でわいせつ画像を流すのを手助けしたとして、作者がわいせつ図画公然陳列ほう助罪に問われていた事件について、初公判が8月21日、大阪地裁で開かれた。

 被告側は、起訴状が何をほう助行為としているのか分からないとして認否を留保した。被告の弁護人は、ほう助に当たるのがソフトの無料提供か、自分のページとわいせつ画像ページを相互にリンクさせたことか、それ以外なのかあいまいであると主張する。一方、検察側は冒頭陳述で、相互リンクで利用者が容易にソフト販売のホームページに接続できるようにし、利益を得ていたと指摘している。

('97/8/21)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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