【新サービス/ゲーム】
株式会社テラネットプロダクトは、サーバーとパソコンやゲーム機などのCD-ROMとをインターネット経由で連動させてアプリケーションを実行する「TeraSystem」を開発した。
この「TeraSystem」では、サーバ側でもアプリケーションの処理を分担するのが最大の特徴だ。それにより、従来までのユーザーとユーザーを引き合わせるだけのネットワークゲームと違い、サーバーが毎回違うマップを生成したり、ユーザーが接続を切ってもサーバー上でキャラクターを動かし続けたりできる。なお、システムには、決済処理や音声通信、ユーザー認証、暗号処理などの機能もある。
テラネットプロダクトは、第一弾として株式会社マイクロビジョンと提携し、9月4日より競馬ゲーム「馬なり1ハロン劇場」を開始する。「馬なり1ハロン劇場」は、同日に発売される競馬シミュレーションソフト「馬なり1ハロン劇場3DX」(9,800円、Windows95用)で育てた自分の馬を、専用ソフトを使ってTeraSystem上で競争させるというものだ。レース上位者にはオリジナルグッズのプレゼントやポイントの還元などの特典もある。ホームページでは、過去のレース結果が見られるほか、掲示板などでユーザーのコミュニケーションをとることもできる。
レースに参加するには、予め会員になっておく必要がある。料金は、競馬場管理費として300円/月が必要になるほか、毎回の利用料がかかる。予めポイント(500ポイント/1,000円)を購入しておき、一回40円~80円分のポイントを支払うしくみ。なお、支払いはアコシスまたはクレジットカード決済だ。
なお、来週の初めにも機能制限のついた「お試し版」をインターネット上で公開するとのこと、興味のある人は試してみるといいだろう。
('97/8/21)
[Reported by junko@impress.co.jp]