【社会/ネット犯罪】
ニフティサーブで他の会員のIDとパスワードを盗み、同社のサービス「アクセスギフト」をだまし取ったとして、愛知県警と熱田署は、会社員3人を電子計算機使用詐欺の疑いで近く書類送検する。
会社員3人は昨年12月、他の会員のIDとパスワードを盗んで、アクセスギフトを購入。自分宛に送って、通信販売などに利用していた疑い。被害者の会員は利用明細で不正を知り、熱田署に訴えていた。同署からの要請により、ニフティが過去のログなどを調べ、会社員らを突きとめた。調べに対し会社員らは容疑を認めているという。
アクセスギフトは他の会員のネット使用料を代わりに支払うサービス。ニフティ社から購入して他の会員に送ることができる。また通信販売の代金支払いなどにも使われている。
ニフティでは、「悪用されないまでも、こうしたIDやパスワードを盗まれるトラブルは絶えない。こうした被害に会わないために、会員に対し頻繁にパスワードを変更することを呼びかけている」としている。
('97/8/25)
[Reported by kikuchi@impress.co.jp]