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http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease467.html
Netscape Communications社は26日、個人ユーザーや小規模企業ユーザーをターゲットにした「Netscape Communicator」の新たな商品パッケージ3種類を発表した。ただし、いずれも米国およびカナダでの店頭発売で、日本での発売は未定となっている。
「Netscape Communicator Internet Access Edition」は一番小さなパッケージで、Communicator本体に加え、プロバイダーへのダイヤルアップ設定ツールやShockwaveなどのプラグインが付属するほか、主要プロバイダーの30日間無料アクセス権が付いてくる。Windows 3.1/95/NT版とMacintosh版がそれぞれ用意されており、店頭価格は59ドル程度。
「Netscape Communicator Deluxe Edition」には、それらに加え、Symantec社のウィルス対策ソフト「Norton AntiVirus Internet Scanner」などがバンドルされる。また、プラグインではAcrobat Readerなどが追加される。こちらはWindows 95/NT版のみで、店頭価格は79ドル程度。
「Netscape Publishing Suite」には、さらにNetObjects社のHTMLエディター「NetObjects Fusion Personal Edition」、Jasc社のグラフィックツール「Paint Shop Pro」がバンドルされる。Windows 95/NT版が用意されており、店頭価格は129ドル程度で、発売は秋先となる見込みだ。
また、同社ではこれらの製品の出荷に際し、キャッシュバックキャンペーンを実施する。Internet Access Editionについては以前にNavigatorを購入しているユーザーに対して30ドル、Deluxe Editionについては全てのユーザーに対し30ドル、Publishing Suiteについては全てのユーザーに対し40ドルがそれぞれ払い戻される。このため、Navigatorを持っていない新規ユーザーにとっては、Internet Access Editionではなく、Deluxe Editionが最も安く買えるという変則的な価格体系となっている。
('97/8/26)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]