【新サービス/郵便】


郵政省がインターネット経由で郵便を出せるサービスを9月開始

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http://www.furusato-tayori.or.jp/

 郵政省は26日、インターネット経由で郵便を出せるサービス「ハイブリットメールサービス」を9月1日より開始すると発表した。

 このサービスでは財団法人ポスタルサービスセンターのWWW上で文書を受け付ける。これを朝と夕方の二回、東京の日本橋郵便局に転送する。同局では送られた文書を印刷し郵便物にして通常の郵便として配達する。料金はクレジットカードで支払い、A4一枚当たり110円。

 同省では従来より、データをフロッピーディスクなどで受け取り、郵便物にして発送するサービス「コンピュータ郵便」を行なっていたが、新サービスはインターネットからデータを送れるようにしたもの。同省では郵便局に出かける手間を省きたいというユーザーからの利用を図るとしている。

 同省では、110円の料金設定については、通常の郵便料金に手数料とコンピュータ郵便専用紙代が加算されるためとしている。センターからのデータを全国の郵便局が直接処理できるようになれば、配達時間が短縮されそうだが、現在のところ予定はないとのことだ。来年度から郵便の効率化などを目的とした郵便番号7桁制が導入されるが、こうした効率化・コンピュータ化が郵便料金の値下げに反映されることを期待したいものだ。

('97/8/27)

[Reported by kikuchi@impress.co.jp]


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