【新製品/ソフトウェア】
オムロンは一方的に送られてきた広告や勧誘などの電子メール(SPAMメール)を自動選別するEudora用プラグインソフトソフト「MailJail」を米国で発売した。
MailJailではあらかじめ「make money at month」などSPAMメールに頻繁に使われるフレーズやキーワードが約300種類登録してある。これと受信された電子メールの内容と照合して、一定頻度以上のものをSPAMメールと判定し、特定のフォルダーに選別したり、削除する機能を持つ。またユーザーが新しく選別する表現を登録できる機能も持つ。
同社によると従来、SPAMメールの発信元のメールアドレスで選別するものはあったが、電子メールの内容と選別表現とを照合して選別する機能をもつものは少なく、特にフレーズと照合させるものは初めてで、キーワードだけでなくフレーズとも照合させることでより高精度な判定ができるものとしている。
今回発売されるのは、最新英語版Eudora3.0.3対応。価格は24.95ドル。日本語版については検討中とのことだ。
('97/8/27)
[Reported by kikuchi@impress.co.jp/金丸 雄一]