【新製品】

インターネット接続支援機能などを搭載

アップル「Mac OS 8」を9月26日販売開始

■URL
http://macos.apple.co.jp/macos/releases.html(Mac OS 8解説ページ)
http://news.apple.co.jp/applenews/970812os_upgrade.html(キャンペーン)

　アップルコンピュータ株式会社は、Macintosh用OSの最新バージョン「Mac OS 8」を9月26日から販売を開始する。

　対応機種は、68040およびPowerPCプロセッサを搭載したMacintoshとMac OS互換機。価格は、「Mac OS 8」が24,000円、「Mac OS 7.6 to 8アップグレードキット」が12,000円、「Mac OS 8(英語版)」が19,000円。販売はクラリス株式会社を通して行なわれる。なお、アップルの「Mac OS 8先取りキャンペーン」およびクラリスの「Mac OS 8無償アップグレードキャンペーン」対象製品の購入者は、無償で「Mac OS 8」にアップグレードできる。

　「Mac OS 8」は、マルチスレッド対応の新しいファインダが採用されたほか、インターネット対応機能が強化された。インターネット設定プログラム「インターネット接続アシスタント」を搭載し、初心者でも簡単な質問に答えていくだけで接続設定ができるようになっている。プロバイダーとして「IIJ」「So-net」「ODN」など複数が登録されており、その中から選ぶことができる。また、マシンにWWWサーバー機能を持たせる「Mac OS Web共有」も標準装備される。

　インターネット関連のソフトとしては、「Netscape Navigator 3.0.1[ja]」、「Microsoft Internet Explorer 3.0.1J」の2種類のWWWブラウザーを搭載し、電子メールソフトに「クラリスメール Lite 1.1」、その他アップルのインターネット統合環境「Cyberdog 2.0」などのソフトが付属している。

('97/9/1)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]

【INTERNET Watchホームページ】