【トラブル/ソフトウェア】


Internet Explorer 4.0のPreview版に新たなセキュリティバグ

 Microsoft社のWWWブラウザー「Internet Explorer」に新たなセキュリティバグが発見された。Windows 95用のバージョン4.0のPreview版で発生する。同ソフトのMacintosh版や前バージョンに当たる3.0、あるいはNetscape Communicatorなど、他のWWWブラウザーでは発生しない。

 このバグは、Javaアプレットを利用して、ユーザーのローカルハードディスクの内容を書き換えるというもの。Autoexec.batのような重要なファイルを書き換えることもできるため、こうしたJavaアプレットが埋め込まれたWWWページを見て、ユーザーがこれに気づいたとしても、既に手後れである可能性が高い。

 同社では、このバグをすでに確認しているが、アップデートパッチ等の公開については今のところ未定だという。そのため、このバグによる被害を被りたくなければ、他のWWWブラウザーを利用するか、同ソフトのJava機能を停止させて使用する必要がある。

('97/9/4)

[Reported by yuno@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp