【新製品情報】


読み上げる音声速度を調節でき、「ななめ聞き」も可能

日本IBMが、ホームページの情報を読み上げてくれるソフトを10月13日に出荷

■URL
http://www.ibm.co.jp/Products/news/970916/index.html

 日本アイ・ビー・エム株式会社は、インターネットのホームページの情報を日本語で読み上げるソフトウェア「ホームページ・リーダー」(Windows版)を10月13日より出荷すると発表した。価格は9,800円。利用するには、Netscape Navigatorが必要になる。

 このソフトウェアは、食事をしたり新聞を読みながら気軽にホームページの情報を入手したい人や、高齢の人や障害者向けに作られたものだ。通常のホームページを男性が読み上げ、リンクされている部分を女性の声で読み上げるため、リンクされている部分が明確に分かるようになっている。興味のあるところでエンターキーを押せば自動的にリンク先に飛んで、そのページを読み上げてくれる。このほかにも、読み上げる音声の速度を調節したり、音声の再生や一時停止、早送り、文頭だけ通常速度で聞いて、後を早送りする「ななめ聞き」機能などもある。また、読み上げるだけでなく、指定したホームページの情報を大きな文字で電光掲示板のように表示する機能もあるため、字が小さいと感じる高齢の人や、耳が不自由な人でもホームページが楽しめるようになっている。

 出荷に先行して、9月24日~27日まで幕張メッセで行なわれる「WORLD PC EXPO'97」で展示するとのこと、興味のある人は見てみるといいだろう。

('97/9/16)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp