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Netscape Communications社とActra Business Systems社は16日、電子商取引システム「CommerceXpert」ファミリーに「PublishingXpert 2.0」を含む新製品群を追加すると発表、その概要が明らかになった。
PublishingXpertは、Netscapeが以前から取り扱っていた「Publishing System 1.6」に拡張を施したソフト。HTMLエディター「NetObjects Fusion」を用いてのコンテンツ作成から、CyberCashを利用した決済処理、アクセスデータ管理までを一括して行なうことができる。コンテンツビジネスを主なターゲットにしており、強力な検索機能やパーソナライズ機能が備わっているほか、購読に関わる諸々の手続を自動化することも可能だという。
同社では、Solaris版を「Netscape Enterprise Server」付きで30日以内に販売を開始する予定。価格は75,000ドル～となっている。IRIX版、Windows NT版も追ってリリースしていく。
また、業務取引文書の国際標準フォーマットEDI（Electronic Data Interchange）に対応した商取引ソフト「ECXpert」や、過去の売上データなどから売れ筋カタログを自動生成してくれる「SellerXpert」も同時に発表されている。ECXpertは、Solaris版がすでに公開されているほか、Windows NT版が30日以内にリリースされる見込みで、価格は50,000ドル～。SellerXpertは、Solaris版が30日以内にリリースされる見込みで、価格は195,000ドル～。
なお、日本ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社によると、日本での販売も予定してはいるものの、詳細については未定で、年内には正式アナウンスできる見込みとのこと。ローカライズの問題もあるため、日本語版のリリースは来年にずれ込むものと思われる。
('97/9/17)
[Reported by yuno@impress.co.jp / shin-s@cyberdude.com]