【新製品】


音声データの圧縮にNTTの技術を利用

音声・動画配信システム「VDOLive」の次期バージョンの仕様が明らかに

■URL
http://www.vdo.co.jp/970918NTTPress.html (NTTとの提携に関するプレスリリース)

 米VDOnet社による、音声・動画配信システム「VDOLive」の次期バージョンの仕様が明らかになった。

 次期バージョン「VDOLive 3.0」では、最大512kbpsの帯域で320×240、30フレームを実現するほか、音声データの圧縮に日本電信電話株式会社(NTT)の技術「Twin VQ」が利用される。また、クライアントのプレイヤー側は、一時停止、巻き戻し、早送りできるなど機能が向上している。従来の「VDOLive Ver2.1」のコンテンツも、引き続き再生可能とのこと。製品は'97年の11月中には公開される見込みだ。

 米VDOnet社と日本法人ブィ・ディー・オーネットジャパン株式会社(VDOnetジャパン)は、'97年9月18日に、NTTとの間でISDNを利用した映像配信に関しての技術提携を発表したが、そこで共同開発するソフトは、「VDOLive 3.0」を基にISDNに特化したものになる。

 なお、9月24日~27日に幕張メッセで開催されるパソコン関連の展示会「World PC Expo」のVDOnetジャパンのブースでは、VDOLive 3.0が出展されデモが行なわれる予定だ。

('97/9/19)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp