【業界動向/プロバイダー】


地域系新電電では初めて

大阪メディアポートがインターネット接続サービスを郵政省に許可申請

■URL
http://www.omp.ad.jp/

 関西を中心とする通信回線会社の大阪メディアポート株式会社(OMP)は9月19日、インターネット接続サービス「ワールドコンピュータネットワークサービス(WCNサービス)」について郵政省に認可申請を行なった。サービス開始は9月30日の予定。

 WCNサービスの内容と利用料金(月額)は以下の通り。

第1種 (専用線) 128kbps(164,000円)~6Mbps(905,000円)まで8段階
第2種(ダイアルアップ接続) 64kbps(基本料金 2,300円 別途OMPの通話料)
OMP社のISDN回線を利用

 対抗サービスといえるOCNと比較すると、128kbpsではOCNエコノミーが低価格だが、1.5Mbpsや6MbpsではWCNサービスのほうが安くなっている。ダイアルアップ接続ではOCNと料金は同じ。

 サービス開始時点では、大阪、神戸、京都の市内のみとなるが、平成10年以降は近畿各県の主要都市に拡大していく予定。

 なお、OMP社は地域系新電電などによるインターネット相互接続の設立(本誌97年4月22日号参照)にも参加をしているが、WCNサービス開始時では、これらの相互接続点「メディアエクスチェンジ」とは接続せず、他地域系新電電の同様のサービスの開始を待って接続する予定とのこと。

('97/9/22)

[Reported by kikuchi@impress.co.jp]


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