【ニュース/新サービス】


10月より他のプロバイダーからのアクセスにも対応

ニフティサーブをWWWから見られる「ニフティインターウェイ」がサービス拡大

■URL
http://www.niftyserve.or.jp/interway/warning.html

 ニフティ株式会社は、「ニフティサーブインターウェイ(NIFTY SERVE INTERWAY)」(本誌6月27日号参照)を、10月1日より専用線やプロバイダー経由でも利用できるようにすると発表した。料金は、8円/分(FENICS-ROAD2相当)。利用するには、WWWブラウザーでアクセスし、ニフティーサーブのIDとパスワードを入力して中に入る。セキュリティには、SSLを使用。

 ニフティサーブインターウェイは、パソコン通信「ニフティサーブ」のコンテンツをWWW上から利用できるサービス。フォーラムのリアルタイム会議や期日指定の電子メールの送信など一部の機能を除いて、WWWブラウザー上からフォーラムや掲示板を見たり、電子メールを送受信したりできる。すでに今年の7月からサービスを開始しており、便利なサービスだが、これまではニフティの提供するインターネット接続用回線「HyperROAD」または「HyperROAD64」経由の利用者に限定されていた。10月からはどこからでもニフティサーブがWWWブラウザー上で利用できるため、これまでtelnetなどでアクセスしていたユーザーには朗報だろう。また、電話料金がかからない専用線利用者などは、アクセスコストがおさえられるメリットもある。

 ニフティによると、年内にはホームページ上でオンライン入会の窓口を設け、入会から利用まで全てをWWW上で完結できる仕組みを構築するとのこと。インターネット利用者層を取り込みたい考えだ。ニフティでは、会員向けにWWW上でデジタルデータが購入できる小口決済サービスを開始するなど、インターネットとパソコン通信の融合に力を入れている。会員のみならず、それ以外の人も今後のニフティの動向に注目したいところだ。

('97/9/25)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp