【新技術】
■URL
http://www.rsa.com/pressbox/html/971006.html
米RSA社は、10月6日、インターネット上のマシン名とIPアドレスを対応させるDNS(Domain Name System)に電子署名を付加するソフト「DNSsafe」を発表した。
DNSはインターネット上のマシンにアクセスするための重要な基礎システムだが、最近ではこのDNSの情報を偽造して流す事件も起きている(本誌7月23日号参照)。DNSsafeはこのDNS情報にRSAの技術により電子署名を付加し、その情報の出所を証明するものだという。
実際のソフトウェアは今年の第4四半期に無償で世界中に公開される。同社ではルーターやファイヤウォール、OSなどに組み込まれることを想定しており、特にUNIXの世界で広く使われているDNSサーバーソフト「BIND」に組み込まれる予定だとアナウンスしている。
('97/10/7)
[Reported by masaka@impress.co.jp]