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専用サーバーから最新情報を月に1回ダウンロード

百科事典ソフト「Encarta」'98年版はインターネットで最新情報を入手

ベータ版の画面 マイクロソフト株式会社は、同社のマルチメディア百科事典「Encarta Encyclopedia」の'98年版の仕様を明らかにした。

 「Encarta 98」(仮称)は、'97年版に比べ収録文字数が約1,700万文字から約2,000万文字以上へと増加しており、CD-ROM2枚組で発売される。また、写真や音声データも増加しインテリマウスにも対応するなどの新機能を追加する。'97年末には発売が開始される予定で、価格は未定。

 '98年版の最大の特徴は、インターネットを使って最新情報をEncartaに取り込める「マンスリーアップデート機能」。月に1回専用のサーバーに接続すると、関連ホームページのリンク情報などを含む最新情報のデータをパソコンのハードディスクにダウンロードするというもので、米国版ではすでに採用されていた機能だ。ダウンロードしたデータはEncartaの検索機能と連携し、たとえば前月に著名人が亡くなった場合にも次の月からEncartaの検索結果に反映されるというしくみ。1カ月分のデータのサイズは約1MBほどで、ダウンロードは自動的に行なわれるのではなく、ユーザーが任意で行なう。なお、ダウンロードしたデータは「イヤーブック」という項目で別途まとめられ、その1年の動きがわかるようになるとのこと。

 マイクロソフト株式会社では、社内に専門の「エンカルタ編集部」を設け最新データの提供サービスにあたる。このサービスは、'99年版、2000年版など今後もEncartaの機能として継続していくとのことだ。

('97/10/7)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]



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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp