【新サービス】


NTTが12月より隣接地域3分10円のサービス開始

 NTTは10月8日、現在3分20円としている「隣接・20kmまでの区域」の通話料金を、3分10円で通話できるサービス「エリアプラス」を導入すると発表した。郵政省に許可申請し、認められれば'97年12月より開始する。

 エリアプラスの利用料金は月額固定200円のほか、通話料は隣接・20kmまでの区域について、昼間・夜間が3分10円、深夜・早朝が4分10円となるもの。サービスの利用にあたっては新規にエリアプラスの契約を行なう。対象は加入電話契約者で、通話種類は一般ダイヤル通話。ISDNについては'98年夏から開始する予定。また、テレホーダイ3600(隣接・20kmまでの区域で夜11時~翌朝8時の時間帯、3,600円の定額料金サービス)の利用料金は変わらないとのこと。

 '98年1月には、東京通信ネットワーク(TTNet)が、市内通話が3分9円、隣接・20kmまでが3分14.4円でサービス開始を予定している。これと比較すると、エリアプラスのほうが単位料金は安いが、月額固定料金がかかるため、利用回数が少ない人にはかえって高くつく。例えば、ひと月、隣接・20kmまでの区域に3分以内かける場合、46回利用すると、NTTが660円(10円×46+200円)、TTNetが662.4円(14.4円×46)となり、NTTのほうが安くなる。

('97/10/9)

[Reported by kikuchi@impress.co.jp]


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