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Cyber Agencyが電子メールマガジン
の発行部数をWWWで毎月公開

■URL
http://www.cyber-agency.com/press971013.html

 インターネット専門広告代理店のCyber Agency(本誌9月2日号参照)は13日、同組織が取り扱っている電子メールマガジンの発行部数を公開すると発表した。今月末より、同社のサイトで一覧が公開される見込みだ。なお、参加媒体については明らかにされていない。

 Cyber Agencyでは、契約を結んでいる各媒体の発行システムから発行部数をリアルタイムに把握できるシステムを導入、毎月月末にその数値を無料で公開する。部数を公開することにより、広告出稿の機会を増大させようというのが狙いだ。

 ただし、一口に電子メールマガジンと言っても様々な形態の発行システムが考えられる。これに対し、具体的にどのような仕組みで各媒体の発行システムに割り込むのかは明らかにされていないので、数値の信頼性についてはやや疑問が残る。また、これは利害関係の働く広告代理店による調査で、あくまでも雑誌などにあるような「公称部数」に相当するので注意が必要だ。

 これについて代表の児玉氏は、「本来であれば、厳密な意味での第三者機関による調査が必要」と語る。それでも、広告クライアントにしてみれば、それらの情報を一覧できるというメリットはあるだろう。

('97/10/13)

[Reported by yuno@impress.co.jp]


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