【調査結果/ウィルス】


コンピュータウィルスの被害届出が再び増加
IPAが対策セミナーを実施

■URL
http://www.ipa.go.jp/SECURITY/txt/9710.html
http://www.ipa.go.jp/SECURITY/seminar.html (セミナー)

クリックで拡大  情報処理振興事業協会(IPA)は9日、9月のコンピュータウィルス被害届出状況を報告した。それによると、9月中の届出件数は273件。353件と過去最高を記録した7月から、8月には214件と一旦減少したが、9月には再び増加に転じたことになる。

 内訳では、Microsoft Word/Excelに感染するマクロウィルスが212件と多い。また、Microsoft Wordに感染する「Lunch」と呼ばれる新種のマクロウィルスも報告されている。メールに添付されたファイルから感染した例も多く、IPAではこうしたメールを受信した場合には、開く前に必ずウィルス検査を行なうようにと注意を促している。

 こうした状況を重く見たIPAでは、11月17日より1カ月にわたり、全国各地で「コンピュータウィルス対策/コンピュータ不正アクセス対策セミナー」を実施する。参加費は無料だが、事前に予約が必要となっている。詳細については、上記のWWWページを参照してほしい。

11月17日札幌
19日仙台
26日福岡
28日広島
12月3日大阪
4日高松
8日名古屋
10日大宮
12日沖縄

('97/10/13)

[Reported by yuno@impress.co.jp / 金丸 雄一]


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