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AOLジャパンが、Macintosh用ソフトβ版を配布開始

■URL
http://www.jp.aol.com/

 世界最大のインターネット・オンラインサービス「アメリカ・オンライン(AOL)」で知られるエーオーエル・ジャパン株式会社(AOLジャパン)は、AOLのクライアントソフトMacintoshβ版の配布を開始した。正式版は、11月下旬から12月を予定。現在、WWW上からCD-ROMの申し込みを受けつけている。

 β版期間からの先行登録の特典として、登録後2ヶ月間の基本料金は免除。また、最初の1ヶ月間は、100時間まで接続料金を無料にする。通常料金は、月額基本料が980円(3時間まで)、3時間以上は8円/分だ。

 AOLジャパンは、4月より日本でのサービスを開始。利用するには専用のクライアントソフトが必要だが、Windows版のみの対応だったため、Macintoshユーザーは利用できなかった。Macintoshユーザーには、待望の登場だ。Windows版とMacintosh版の機能の違いは大きく分けて2つ。Windows版にはInternet Exproler 3.0が付属するのに対し、Macintosh版はInternet Exproler 2.1が付属するところと、Macintosh版には電子メール関係の機能が若干増えているところだ。電子メールでは、英語のスペルチェック機能と、相手がMacintoshユーザーで同じフォントを持っていれば、Macintoshに入っている全てのフォントを使用できる機能が付加されている。

 AOLは、専用のソフトを使って、従来のパソコン通信とインターネットを融合させたコンシューマー向けのオンラインサービス。国内だけでなく、世界8カ国で利用できるなど、アクセスポイントも多数にわたっている。AOLジャパンでは、「3年~5年以内に、日本一のオンラインサービス提供者を目指す」と意気込みを見せている。

('97/10/17)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp