【暗号技術】

最大2,048bitでの暗号化が可能

イントラネットシステムが電子決済ソフトの販売を開始

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 イントラネットシステム株式会社は、SET1.0に準拠した電子決済ソフトの輸入販売を開始するとした。

 販売するのは米メシアン社の電子決済ソフト「NetPay」の製品群。同製品はNetPay Wallet(電子財布)、NetPay Merchant(店舗構築)、NetPay Gateway(電子決済システム)からなり、SET1.0に準拠。暗号化技術にはRSA方式を採用しているため、同方式の最大2,048bitでの暗号化が可能になる。

 今回の販売は、提携先の米メシアン社が米国商務省の輸出許可を得て、可能となったもの。これまでも米RSA Data Security社が暗号ソースコードの輸出が許可された(本誌7月3日号参照)ことはあったが、SET1.0に準拠した電子決済システムソフトとしての輸出許可は初めてとなる。また、これまで、同省による輸出制限があったため、RSA方式の製品の輸入は128bitまでが最高だった。それが同製品により暗号の強度が一気に高まることになる。

('97/10/27)

[Reported by kikuchi@impress.co.jp]


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