【新規格】

W3CがWWWフィルタリング技術PICSの周辺仕様2点を発表

■URL
http://www.businesswire.com/webbox/bw.112597/542666.htm
http://www.w3.org/TR/PR-PICSRules (PICSRules)
http://www.w3.org/TR/PR-DSig-label (DSig1.0)

 W3C(World Wide Web Consortium)は、11月25日、WWWのフィルタリング技術「PICS(Platform for Internet Content Selection)」の周辺技術2点の仕様を推奨仕様として発表した。今回発表されたのは、フィルタリング設定を容易にする「PICSRules」と、PICSのラベルを認証する「DSig1.0」。

 PICSRulesは、ユーザー側のフィルタリング設定をファイルに保存し、ユーザー間でやりとりするための仕様。W3CのPICSRules部会では用途の例として、PTAのサイトに標準設定を置いておき、それを各家庭でダウンロードし、必要に応じて各自カスタマイズして使うという使い方を挙げている。

 DSig1.0は、PICSで各WWWコンテンツにつけられたラベルに電子署名をつける仕様。これにより、コンテンツ作成者もユーザーも、ラベルが正規のものであることを知ることができる。

('97/11/26)

[Reported by masaka@impress.co.jp / nagata@ask.or.jp]


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