【業界動向】

W3Cが「XML 1.0」の推奨仕様最終案を公開

■URL
http://www.w3.org/Press/XML-PR
http://www.w3.org/TR/PR-xml-971208
http://www.w3.org/XML/

 WWW関連技術の標準化推進団体、W3C(World Wide Web Consortium)は8日、SGMLのサブセットである「XML(eXtensible Markup Language) 1.0」の推奨仕様最終案を公開した。同案は約6週間、229あるW3Cメンバーの機関により審査・投票が行なわれ、投票の結果により、正式なW3C推奨仕様案として認可される。

 XMLの大きな特徴としてはユーザーが独自にタグを拡張できる点が挙げられる。また、テキストのみならず各種オブジェクトのマーキングのフォーマットとしても期待されている。W3Cは'96年11月にXMLのドラフトを公開、MicrosoftやNetscapeなどがXMLのサポートを表明している。

('97/12/9)

[Reported by kono@impress.co.jp / 永田順伸]


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