第66回レポーター: Hosaka the G33kSt@r 氏
■URL
http://www.ff-j.com/
http://www.friendfinder.com/
正直なところ、最近、ホームページを頻繁に覗かなくなった。めっきりメーリングリストへの書き込みも減っている。未読メールもたまって、読まずに捨ててるものも多い。けしからんことに、Internet
Watchもとばし読み。精力的にウォッチャー活動もしていない(編集部様、海より深く反省してます)。
で、こ~んな罰当たりが、なにをやっているかと言えば…、懺悔します。僕は「チャット」にどっぷり肩まで、はまっているのです。
昔からのネットワーカーやニフティサーブなどに加入している人なら、「何を今さらチャットなんて」と思うでしょう。僕もこの間まではそう思って、ちょっとばかにしてた。でもやってみたら、こんな面白いことはないと気づいてしまったのだ。
チャットとは、リアルタイムで一文、一文、お互いに文章を書き、送りあうことによっておしゃべりをするというもの。僕は、昔ながらのIRC(インターネット・リレー・チャット)もやるし、もちろんICQ( http://www.mirabilis.com/ )も立ち上げっぱなしにしている。
でも一番利用しているのは、ホームページに書き込むウェブチャット。なかでもイチオシといえば「フレンドファインダー」。フレンドファインダーには、英語版と日本語版がある。僕がよく出入りしているのは、日本語のフレンドファインダー・ジャパン。フレンドファインダーは、読んで字のごとく、友達をつくるということをテーマにした商用ウェブチャットだ。
有料会員と無料会員があり、会員レベルによって機能が制限されるが、無料会員でもチャットが楽しめる。ほかにも、自己紹介用の簡単なホームページが持てたり、メール転送のサービスが受けられる。自分でプライバシーの公開レベルをコントロールして、安心してチャットをできるのが特徴だ。
毎日パワーブックを広げ、フレンドファインダーにアクセスすると、いつもの見知った顔がいる。フレンドファインダーは、本当に人が絶えることはない。日本全国からアクセスしてくるだけでなく、遠く海外から遊びにくる人もいる。みんな人恋しいんだと思う。
女性が多いせいか、話題は恋愛をはじめとした男と女の話をすることが多い。時には、仕事の悩み相談やインターネット初級講座になることもある。
話が盛り上がってくると、お互い会いたくなるのが人情というもの。実際に会ってお酒を飲む、オフ会もほとんど毎週のように開かれている。僕もよく呼ばれ顔を出しているけど、会ってみるとチャット上とまた違う印象あるので面白い。
フレンドファインダーで知り合った人を頼りに、旅行するのも楽しい。先日、そのつてを頼りに香港まで会いに行ってしまった。
今更ながら、チャットはいいものだと思っている。インターネットがコンピュータのネットワークだけではなくて、人と人のネットワークだということを再確認させてくれる。この人の輪から、次の「何か」が生まれるんだと思う。
興味のある人は、フレンドファインダーに遊びにくるように。立場や年齢、性別や距離を超えた世界、フレンドファインダーで一緒に遊びましょう。
僕たちは情報の沃野で待っている。
('97/12/16)
[Reported by Hosaka the G33kSt@r]