■URL
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1997/Dec97/HTMLPR.htm
Microsoft社は15日、同社の「Office」シリーズの次期バージョンでHTMLをサポートすると発表した。これが実現すれば、Officeがない環境でも内容が閲覧できるようになるという。
具体的には、HTML文書の編集が可能になるほか、ExcelのチャートなどのOffice固有の独自フォーマットをXML(eXtensible Markup Language)形式でHTML文書の中に蓄積しておくことができる。データをHTML文書として保存しておけば、ファイルの内容をWWWブラウザーで簡易表示できるというわけだ。
Excelのチャートなどはグラフィックデータにコンバートされるが、それらを再現するためのデータもXMLで蓄積している。これにより、Officeから見た場合は今まで通りの形で、WWWブラウザーから見た場合は文書中にグラフィックデータが挿入される形で表示されることになる。もちろん、Officeユーザーであれば、データを自由に編集できる。
次期Officeの登場がいつ頃になるのかは、今のところ未定だ。
('97/12/16)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]