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http://www.nikkei.co.jp/hensei/fuyuenq/
朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、産経新聞社、日本経済新聞社の5社が共同で「ホームページユーザーアンケート」を実施、その結果を発表した。
同アンケートは各社のホームページ上で10月24日から30日にかけて実施されたもので、合計で6,184件の回答があったという。このうち重複回答および無効回答を除いた4,917件から無作為抽出で2,000件をピックアップ、集計した。なお、4,917件から2,000件に絞ったことについては、集計作業上の理由によると説明している。
この結果について上記新聞5社は、検索系や雑誌社系のサイトよりも新聞社系のサイトの方が信頼度が高いと結論づけている。しかし、このアンケート自体が新聞社系のサイト上で、その読者を対象に実施されたもので、このような結果になるのはむしろ当然のことと言える。弊社サイトで同様のアンケートを実施すれば、おそらく全く違った結果が出るだろう。
それでも、男性比率が86.2%を占め、ホワイトカラー、高学歴、高年収、さらに職場からの利用者が多く、午前9時から正午までのアクセスが最も多いなど、新聞社系のサイトの読者の特性が反映されており面白い。また、プレゼント付きや生活情報関連の広告に対しては、男性より女性の方が興味をひかれる割合が大きいなど、興味深いデータも出ている。
('97/12/17)
[Reported by yuno@impress.co.jp / 金丸雄一]