■URL
http://www.wheelgroup.com/netrangr/PWS_survey.html
米国のインターネットセキュリティ会社WheelGroup社は、今年5月から9月のサーバーの攻撃状況に関する調査レポートを発表した。セキュリティ監視サービス「ProWatch Secure」で検出された556,464件についてまとめたもの。
これによると、WWWサーバーのCGIへの攻撃の100%が、電子商取引などの商業サーバーだという。また、CGIへの攻撃の72%が米国外からのものであったと報告されている。同社では、これは攻撃元の国別を示すものではなく、米国の「hacker」(原文まま)が国外のシステムを経由して攻撃をしかけているものだろうと推定している。
攻撃全体を見ても、米国外からのものが39%と報告されている。また、攻撃元の48%がプロバイダーのIPアドレスからで、ほか、米政府、主要金融機関、その会社のビジネスパートナー、大学、セキュリティ専門家からのものが多かったという。
('97/12/22)
[Reported by masaka@impress.co.jp / tatekawa@planet.club.or.jp]