【業界動向/Java】

PDAや家庭用ゲーム機からインターネットに
「PersonalJava Platform 1.0」がライセンス先に提供開始

■URL
http://java.sun.com/pr/1998/01/pr980108.html
http://www.spyglass.com/newsflash/releases/010898sun.html

 Sun Microsystems社は8日、PDAなどパソコン以外でJavaを利用するためのJava APIおよびJavaアプリケーション環境「PersonalJava Platform 1.0」(本誌97年7月4日号参照)のライセンス先への提供開始を発表した。

 PersonalJavaは、PDA、セットトップボックス、家庭用ゲーム機など、パソコン以外でJavaが使ってインターネットに接続できるようになるというもの。ベンダー各社にとっては、こうした機器のベースにJava環境を採用することでアプリケーションの開発・応用が容易になるというメリットがある。

 また同社は同時に、Spyglass社と共にPersonalJava上で動作する簡易WWWブラウザー「Personal WebAccess」を開発していくと発表した。HTML 3.2に対応し、テーブルやフレーム、音声データ(AU)や画像データ(GIF、JPEG)も利用できるという。

 これまでに12社以上がライセンス提供を受けており、同社では年内にもこれらの技術を利用した製品が登場するだろうと見込んでいる。

('98/1/9)

[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH / 永田順伸]


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