株式会社リクルートの就職ジャーナル編集部は、就職活動をした全国の大学生・短大生を対象に実施した、「就職活動におけるインターネット利用状況調査」の結果を発表した。'97年8月8日~9月9日まで行なわれたもので、有効回答数は427。
このアンケート結果によると、就職活動をインターネットに利用したと答えた学生は、全体の60.4%。学部別に見てみると、やはりと言うべきか理系が75.7%でトップだが、文系の学生でも60%を越えている。一方で、短大は34.1%かなり低い。
実際に就職活動を利用した学生のうち、役立ったと答えた学生は全体の55.8%で、過半数を占める。しかし、利用しなかった学生のうち、不利を感じなかったと答えた学生も65.6%と大半を占めており、不便を感じたと答えたのは8.6%とごくわずか。「選考の際にインターネットを利用したほうが有利」ということはなさそうだ。
なお、就職活動でのインターネットの利用は、知っている企業情報をチェックするという答えが83.7%。電子メールで資料請求をしたという答えが50%。情報収集のツールとして、インターネットを利用している学生がほとんどのようだ。
('97/1/13)
[Reported by junko@impress.co.jp]